ニオイも香りもほどほどに“におわない”お作法 前編

「私、大丈夫かな……」と気になりながらも人には聞けないのが体のニオイ。
また、「この人ちょっとニオってる……」と思っても、やはり本人にはなかなか指摘しづらいものです。
そこで、ニオイの正体やケア方法を探って、“におわない”お作法を実践しましょう。
“ニオイ”に対して、みんなはどう思っている? どんな対処をしている?

  出典:ニベア花王 8×4(エイトフォー)「知りたい!汗とニオイ」

気になるニオイ仕組みとマナー

 汗をかく季節、ワキや頭皮、足の裏などニオイが気になるところが増えてきます。そして、「汗は臭い」というイメージを持つ人も少なくないでしょう。しかし、実は体から出たばかりの汗はニオイがありません。汗が皮膚表面のアカや皮脂と混ざって、それを細菌が分解することでニオイが発生するのです。
 また、食生活や生活習慣もニオイに影響を与えます。たとえば、脂質を多く含む食事ばかりをしていると皮脂の分泌量が増え、それが酸化してニオイが発生しやすくなります。
 つまり、汗をかいても素早くケアしたり、生活習慣を見直したりすることでニオイは予防できるといえるのです。
 ちなみに、柔軟剤や香水などの強過ぎる香りにも注意しましょう。周囲に配慮し、適度に〝におわない〟お作法を身につけることが現代社会のマナーでもあるのです。