その不調、「冬バテ」かも 毎日できるカンタン対策 中編

できることから始めよう!

早寝早起き、適度な運動、栄養バランスの整った食事……。それらができれば、冬バテの予防につながります。しかし、そのような理想的な生活を続けることは案外難しいもの。そこで、自律神経を乱す要因が多い寒い季節に合った対策をご紹介します。〈あたため習慣〉と〈リラックス習慣〉のなかから、自分にできることを始めてみましょう。


〈あたため習慣〉 冷えは大敵

冬バテ対策の基本は、体を冷やさないこと。とはいえ、暖房が効いた部屋にずっといるわけにもいきません。外出先でも体を冷やさない工夫を身に付けましょう。
〈内側からのケア〉 ●飲み物の温度は常温以上。体の内側からも体を温める
●日々の食事に体を温める食材をとり入れる
 食材例)しょうが、にんにく、たまねぎ、ごぼう、チーズ、肉類、リンゴ など

〈外側からのケア〉 ●マフラー、はらまき、カイロ、湯たんぽを利用して冷えやすい部分を守る
●入浴はシャワーで済ませず、湯舟に40℃程度のお湯をためて、10分以上ゆっくり浸かる
●ストレッチやマッサージをして血流アップ
 クリームやオイルで保湿しながらマッサージをするのもおすすめ!!


なかなか改善しない場合は、冷え対策ができる漢方薬もあります。
※漢方薬の服用については、薬剤師にご相談ください

ココを温めよう!

血流のポイントになる部分や内臓が集まる体の中心を温めることで、血液が全身に巡りやすくなり、体温アップをめざせます。

血流アップは足もとから

「第二の心臓」ともいわれる足をマッサージすることで血流アップをめざすことができます。また、冷えに効果的といわれるツボ押しも試してみましょう。
※強過ぎる力で押したり、長時間押し続けたりすることは控えましょう
血流アップは足もとから