くもったままの鏡、ぬるぬるの排水溝・・・大掃除でピカピカに仕上げよう

気付けばだんだんとくもっていく鏡。たまにのぞくと黒くてぬるぬるしたものがびっしり付いた排水口。汚れがひどくなると、さらに見て見ぬふりをしたくなる気持ちが増幅します。しかし、1年に1回の大掃除、がんばってピカピカに仕上げましょう。

毎日の積み重ねがしつこい汚れの原因に

 1年の汚れがたまって、大掃除しなければならない場所はたくさんあります。大掃除を成功させるポイントは、年末ギリギリにまとめてやるのではなく、早めに取り掛かること。今日は窓、今日はトイレ、今日は押し入れというように、少しずつ掃除を済ませていきましょう。
 そして今回は、気付いたときには汚れがたまってしまっている鏡と排水口のお掃除に着目します。まずは、それぞれの汚れの原因を把握しておきましょう。
 日本で暮らしていれば、よくある湿度と気温です。だからこそ、丁寧な保管が必要なのです。右の手順で衣替えをして、次のシーズンを気持ち良く迎えましょう。

家族みんなが朝晩使う洗面所の鏡には、さまざまな汚れが飛び散っています。歯磨き粉やマウスウォッシュ、石けんの泡、うがいをしたときの飛沫。脱衣所を兼ねているケースが多いため、タオルや衣類のほこりが飛んで付着している可能性もあります。また、きれいな水がかかっただけでも汚れは残ります。理由は水に含まれるミネラル。水分と一緒に蒸発しないため、水あかとなって残るのです。

排水口 キッチンの排水口には調理をした後の油汚れや食べ残し、お風呂の排水口には石けんかすや皮脂汚れなどが付着することで、雑菌が繁殖し、ぬめぬめとした汚れがたまっていきます。

 こういったたまった汚れを掃除する方法が右記の通りです。

大掃除のポイント

準備するもの
・専用のガラスクリーナーやクエン酸
・乾いたタオル

掃除方法
1.乾いたタオルで表面を拭く
2.ガラスクリーナーやクエン酸スプレーを
3.まんべんなく吹きかけて、数分放置
4.タオルで水拭き
5.タオルで乾拭き


プラスα
●仕上げに、薄めた洗濯用の柔軟剤で鏡の表面を拭くとホコリが付きにくくなる
●しつこい水あかは、スポンジに歯磨き粉をつけて磨く
●鏡の表面を傷付けると汚れも付きやすくなるため、目の粗いスポンジを使ったり、力を入れ過ぎて拭いたりしない

排水口 準備するもの
・排水口専用のクリーナー
・古くなったハブラシ、スポンジ

掃除方法
1.ゴミ受けや排水トラップを取り出す
2.大まかな部分はスポンジで、細かい部分はハブラシで汚れを丁寧に落とす
3.排水口用クリーナーの説明をよく読み、排水口にクリーナーを流す
4.指定の時間、放置した後、水でしっかり流す


プラスα
●ゴミ受けや排水トラップは、汚れをある程度落としてから台所用漂白剤につけ置くのもおすすめ
●普段から調理後のフライパンや食事をした後の食器の汚れを拭きとってから洗い、汚れをなるべく流さないようにする

スクラビングバブル 激泡ガラスクリーナー 泡がガラスに密着し、手あかや花粉などの汚れをしっかりオフして、拭きムラなしでピカピカに。表面に透明な保護膜が残り、汚れや水滴を付きにくくします。

ウルトラハードクリーナー ウロコ・水アカ用 / パイプ用 『ウロコ・水アカ用』は、研磨剤とクエン酸のハイブリッド処方で、水アカ、鏡のウロコ汚れを徹底的に取り除きます。『パイプ用』は、発熱&発泡パワーで頑固な汚れやつまりをはがし取ります。

らくハピ マッハ泡バブルーン 洗面台の排水管 マッハ泡で汚れやつまりを押し流す洗面台の排水管用洗浄剤。泡が穴から噴き出て、排水管を突き抜けたことがひと目で分かります。1本で2〜3回分使用できます。