イヤ〜な虫を寄せつけない！燻煙剤でまるごと退治＆発生予防

ゴキブリやダニ、ノミなどをはじめとしたさまざまな虫が気になる季節。できればまとめて退治したいものです。そこで役に立つのが、燻煙剤。最近は、準備が簡単なお手軽タイプも登場しています。基本的な使い方を把握しておきましょう。

特徴をしっかり把握目的に合ったタイプを選ぶ

　「燻煙剤は準備が面倒……」というイメージがあるかもしれません。しかし、最近は医薬品タイプで1年も効果を発揮する高機能商品も販売されています。嫌な虫を見かけるたびに退治するよりも、労力もコストも抑えることができるかもしれません。
　燻煙剤のタイプとおおまかな特徴を把握しておきましょう。
■霧タイプ 足で踏むだけで簡単に霧が広がる。煙が出ないため、マンションやアパートなどにおすすめ

■水タイプ 容器に水を入れてセットするだけで、薬剤が部屋の隅々まで充満する。火災報知器にカバーが必要かどうかは商品により異なる

■スプレータイプ すき間にスプレーするだけ。部屋を閉め切ったり、換気したりする必要がなく、最も手軽に使用できる

　また、退治したい虫によってもおすすめの商品は異なるため、商品の特徴をよく確認して使用しましょう。

燻煙タイプ＆スプレータイプの基本の使い方

医薬品でしっかり燻煙タイプ ①窓を閉め切る
②クローゼットや引き出しなどを開放する
③火災報知器やガス報知器、食器、観葉植物、テレビ、パソコンなどにビニールや新聞紙でカバーをする
④使用手順に沿って、燻煙を開始する
⑤1～2時間、外出する
⑥帰宅後、1時間程度換気をする
医薬品でしっかり燻煙タイプ

注意点
●カバーの要・不要、燻煙時間、帰宅後の換気時間、適した部屋の広さなど、商品によって違いがあるため、十分に使用方法を確認する
POINT
複数の部屋の虫を退治したい場合は、同じ日にまとめて燻煙剤を使うことがおすすめです！

手軽で簡単スプレータイプ 冷蔵庫や食器棚などと壁とのすき間、部屋のすみにスプレーするだけ。部屋を閉め切って外出する必要などはない。