切り替え上手ですっきりアタマに! 脳のON&OFFチャート

増える認知症対策のためにアタマを鍛えることは必須です。
その一方で、スマートフォンなどへの依存によって脳が過労状態であることも問題視されています。
そこで、脳のONとOFFを上手に切り替えられる生活を心掛けましょう。。

スマホやパソコンなどの見過ぎで脳が疲れているかも。
疲労具合をチェックして、【OFF】or【ON】へ進んで、チャートを実行しよう。

□ 朝起きたら、まずはスマホをチェックする
□ 眠る直前までスマホを見ている
□ スマホを忘れて出掛けたら落ち着かない
□ スマホやテレビのゲームを毎日やっている
□ 暇さえあれば、スマホやパソコン、テレビを見ている
□ 着信などがないのに、スマホが振動した気がする
□ スマホの充電残量が気になる
□ メモは写メで記録
□ もの忘れが増えた気がする
□ 最近、アタマが疲れている気がする


チェックが4つ以上▶スマホに依存し過ぎていませんか? 脳が疲れているかもしれません。まずは、「OFF」へGO。
チェックが3つ以下▶スマホ依存は大丈夫そう。脳の老化を防ぐトレーニングを身につけましょう。まずは、「ON」へGO。

STUDY 予防を考えよう

認知症患者の数は、約462万人で65歳以上の高齢者の7人に1人(平成24年/厚生労働省HPより)、その数は今後も増えていくと予想されています。加齢による認知症をいかに予防するかが大切な一方、最近は「スマホ認知症」という言葉も聞かれるようになりました。いまやライフラインとなったスマホによって脳の機能を低下させるようなことは避けたいところ。年齢に関係なく、健康な脳を維持する生活を心掛けることが大切なようです。

働き続ける脳は疲労する!?

 一生懸命、なにかを記憶したり考えたりしたとき、「アタマを使ったなあ」と疲れた感じがします。しかし、「アタマを使った」と思うとき以外でも脳は働いています。
 たとえば、ニオイをかいだとき、音を聞いたとき、なにかを触ったとき。それら感覚から、食べ物を想像したり、リラックスしたり、不快なことを思い出したり、あるいは危険を察知することもあります。つまり、普通に生活しているだけで、脳はさまざまな刺激を受けているのです。もちろん、目から入ってくる情報に対しても同じ。最近は、スマートフォンを見る時間が長く、情報を過剰に取り込み過ぎ、脳が疲れている人も多いといわれているのです。
 その一方で、脳をしっかり使うことも重要。年齢とともに脳も老化するからです。老化が早まれば、認知症などの病を引き起こすことにもなります。
 つまり現代は、脳の「ON」と「OFF」を切り替えられる生活習慣を身につけることが大切なのです。
 脳が疲れていると感じたら【OFF】行動、元気になったら【ON】行動、そして生活習慣を整える。このチャートを繰り返して脳を切り替えていきましょう。

チェックが4つ以上の場合はここからスタート
【OFF】疲れた脳を休めよう

アタマを使っているつもりはなくても、スマートフォンやテレビなどを見ているだけで、脳は常に働いている状態。次のようなことを実践して、とき には脳を休ませることも大切です。 □ 1時間、スマホの電源を切る
□ テレビを見ない日、テレビゲームをしない日を設ける
□ 緑が多い公園や近所の神社の庭先など、静かな場所でぼんやりする
□ 電車の中では目をつぶってなにもしない
□ 深呼吸をする

アタマがすっきりしたら……

チェックが3つ以下の場合はここからスタート
【ON】脳をトレーニングしよう

年齢を重ねるとともに脳も老化していきます。その結果、認知症になってしまうことも。脳に刺激を与えて活性化。次のような簡単な問題を解くことを習慣化しましょう。

問題1 しりとりを完成させよう
①秋 → [     ] → トモズ
②疲労 →(A)[     ス] →(B)[ス  ト]
問題2 次の部首の漢字をそれぞれ10個書き出そう
①月(にくづき)
②心(したごころ)
問題3 [    ] に当てはまる数字を考えよう
①9×[    ]=468
②[    ]-31=1988
③(50+[    ])÷10=100
問題4 パズルを完成させよう

問題5 左右のイラストで違う箇所を8個見つけよう


[答え]
問題1
①キューピット / 生糸 / 傷あと / キャスト
②(A)うぐいす / うす / ウイルス / ウスターソース (B)スマート / スロット / スイート / スカウト
問題2
①脳、臓、胸、腹、腸、肺、胆、脂、脇、肌、肝、胃、背 など
②忘、志、忍、忌、忠、急、患、悪、悲、惹、惑、感、意 など
問題3 ①52 ②2019 ③950
問題4 (ウ)
問題5 下図参照

アタマのトレーニングができたら……

【生活習慣】食事や運動にも気を配ろう

脳の健康を守るためには、生活習慣を整えたり、栄養バランスの整った食事を心掛けたりすることも大切です。 □ 禁煙する
□ 毎日のウォーキングを心掛ける
  目標値:男性9,200歩、女性8,300歩(厚生労働省「健康日本21」より)
目標値を達成するためには、約1時間半のウォーキングが必要です。1駅歩いたり遠回りしたりして、歩く距離を少しずつ増やすことを心掛けましょう。
□ 1日の終わりにストレッチをする
□ ぬるめのお湯でゆっくり入浴する
□ 睡眠をしっかりとる
□ 脳や血液の健康におすすめの栄養素が含まれた食材をとる
注目したい栄養素がDHA・EPAという不飽和脂肪酸。体内では合成できないため、食事からとる必要がある栄養素です。

スマホを見過ぎた、アタマが疲れていると感じたら…… →【OFF】へ
スマホの利用は適度。アタマは快調! →【ON】へ

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