全身の病気にも影響
歯周病は、多くの日本人が罹患している病気です。また、中年期以降になると、加齢によって歯ぐきがやせてきたり、免疫力が低下してきたりして、それらが歯周病にかかりやすくする要因になるといわれています。さらに恐ろしいのは、口の中だけでなく、次のような全身の病気にも影響を与える可能性があることです。
そのため、誰もが日々の丁寧なケアを心掛ける必要があるのです。
歯周病が影響してかかりやすくなる全身の病気 ■ 糖尿病
■ 早産、低体重児出産
■ 心循環器疾患
■ 脳血管疾患
■ 呼吸器疾患
正しい歯磨きで予防
歯周病は、たまった歯石や歯並びの乱れ、喫煙、ストレス、不摂生な生活など、さまざまなことが原因になります。ただし、直接の原因は、歯周病菌が増殖すること。そのため、歯周病の予防には、口内殺菌が重要になります。ケアの方法は、磨き残しがないように正しく歯磨きをすること。小さめのヘッドで、ある程度硬さがあるハブラシを選び、以下の4つのポイントを意識して歯磨きをしましょう。ハブラシが届きにくい部分の歯垢を落とすために、デンタルフロスや歯間ブラシなどを併用することも大切です。
また、主な殺菌成分が「イソプロピルメチルフェノール」「塩化セチルピリジニウム」「ラウロイルサルコシン塩」です。歯磨き粉やマウスウォッシュを選ぶ際にチェックしてみましょう。
口内のケアとあわせて、生活・食生活の見直しも心掛け、歯周病に負けない体作りをめざしましょう。
歯磨きの4つのポイント 1.ハブラシの毛先を磨きたい部分に確実に当てる
2.ハブラシを細かく動かす
3.ゴシゴシ力を入れるのではなく、軽い力で磨く
4.1カ所あたり10回以上、できれば20~30回磨く
資料提供:第一三共ヘルスケア株式会社
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