妊娠や更年期などの時期は要注意 女性のライフステージと歯周病の関係

大人になると多くの人がかかっているといわれる歯周病ですが、女性はより注意が必要です。それは女性ホルモンの変化が歯周病と関係しているから。歯周病を予防するため、毎日の正しいオーラルケアと生活習慣の見直しを心掛けましょう。

女性ホルモンが関与

 歯ぐきが腫れたり出血したり、進行すると歯が抜け落ちることもある歯周病。糖尿病や脳梗塞、心筋梗塞など全身の疾患にも影響することがあり、軽視することはできない病気です。
 ケアを怠ると誰でも歯周病にかかってしまう可能性はありますが、とくに女性は注意が必要。女性には思春期、妊娠・出産、更年期といった女性特有のライフステージがあり、この時期に変化する女性ホルモンが、歯周病の悪化に関与することが分かっているからです。次のような変化が、歯周病を招いたり、歯周病を悪化したりすると考えられています。
■思春期……月経のたびに歯ぐきが腫れやすくなる
■妊娠・出産……歯ぐきが腫れやすくなる。つわりで口内環境が悪化しやすくなる
■更年期……ドライマウスになり、歯周病が進行しやすくなる

アイテムの見直しも大切

 歯周病を予防するためには、毎日の歯磨きを正しく行うことが第一歩。その際、次のように使うアイテムにも気を配りましょう。
■ハブラシの毛先が開いてきたら交換する(見た目に変化が少なくても、ハブラシの弾力が劣るため、1カ月に1度の交換が目安)
■デンタルフロスや歯間ブラシ、洗口液も併用する

 また、免疫機能が落ちていると歯周病菌が繁殖しやすくなるため、生活習慣を見直して元気な体作りを心掛けることも大切です。
■栄養バランスのとれた食事をとる。とくにビタミンC・Eを含む食材を積極的にとる
■アルコールやたばこは控えめにする

 症状がなくても定期的に歯科健診を受け、お口の健康状態もチェックしておきましょう。

〈歯周病とは歯肉炎・歯周炎の総称です〉
 資料提供: 第一三共ヘルスケア(株)


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