
洗濯記号の意味を正しく把握しよう
セーターやニットなどの洗濯表示にはドライクリーニングの記号がよく付いています。そのため、クリーニング屋さんに洗濯をお願いしているケースが多いのではないでしょうか。ドライクリーニングはその名の通り、水を使わずに洗濯する方法。だからこそ、家庭では洗濯できないと感じてしまいます。しかし、たくさんの衣類をクリーニング屋さんにお願いしていると費用もかさみます。そこで知っておきたいのが、洗濯記号の正しい意味。ドライクリーニングの記号は、「ドライクリーニングができる」という意味で、「ドライクリーニングをしなければならない」というわけではありません。つまり、水を使う家庭での洗濯機でも洗濯することは可能なのです。今回は、こういった衣類の洗濯方法を右にご紹介します。
ただし、下記のような衣類については家庭での洗濯は避けましょう。
■ 洗濯で絶対に失敗したくない衣類
■ 形崩れしやすい、シワになりやすい衣類
■ シルクやカシミヤ、革などの素材の衣類
また、インターネットで「消費者庁 新しい洗濯表示」と検索すると、そのほかの洗濯記号とその意味が丁寧に説明されています。きちんと理解してから洗濯し、大切な衣類をきれいに保ちましょう。
ドライクリーニング記号が付いた洗濯のポイント
1.洗濯記号を確認する 衣類の洗濯表示に右の記号が付いていないか確認しましょう。これらの記号が付いている場合は家庭での洗濯は避けましょう。
2.準備する 洗濯する前に、次のようなアイテムを準備しておきましょう。
■通常の洗濯洗剤
■おしゃれ着用洗剤
■洗濯ネット
■平干し用ネット
■たらい(手洗いの場合)

3.洗う 洗濯機で洗濯できますが、より丁寧に扱いたい場合は手洗いしましょう。
洗濯機
洗濯ネットに衣類を入れる→洗剤を入れる→洗濯機の「ソフトコース」「ドライコース」「デリケートコース」などを選択

手洗い
たらいに水を入れる→洗剤を入れてかき混ぜる→衣類を約30分つけ置き→手でやさしくすすぐ→手で押すようにして水を切る。または、洗濯機の「弱」で短時間で脱水

4.干す 洗濯機の動作が終わったらすぐに取り出して、平干し用ネットで陰干ししましょう。


