コラム編 骨力アップ

加齢とともに弱まる骨力。食事と運動でいつまでも動ける体作りを!
今回の管理栄養士


学芸大学店
多田 侑平

管理栄養士配属店舗では、毎月、旬の食材を使ったレシピを店頭で配布しています。詳しくは各店舗のスタッフまでお問い合わせください。

人生の質にもつながる骨力

 骨も加齢とともに弱まっていきます。骨に含まれるミネラルが減少していくからです。このミネラルの量を示したものを骨量、単位面積あたりの骨量を骨密度といいます。そして、骨量が少なければ、「骨力が弱い」となるわけです。
 この骨力ですが、ピークは成長期。それ以降は骨量の減少とともに骨力も低下します。とくに女性は、閉経を迎える50歳ごろから減少するスピードが加速し、対策をとらずにいると骨量は右肩下がりの一途です。
 骨量が少なくなると、骨はスカスカの状態になってしまいます。すると、ちょっとしたはずみで骨にヒビが入ったり、骨折しやすくなったりします。骨折する部分によっては治療に長期の安静を強いられ、ひいては生活の質、人生の質を落としてしまうことにもつながりかねません。

骨を作る栄養素とその食材

 骨力アップに欠かせない栄養素といえば、なんといってもカルシウムです。カルシウムは骨の主成分であり、乳製品や大豆製品、小魚などに多く含まれています。カルシウムは毎日確実に補給することがおすすめです。さっと飲める牛乳、骨まで食べられるサバ缶やイワシ缶など魚の缶詰を常備しておきましょう。
 食事以外では、適度な運動も骨力アップにつながります。骨はある程度の負荷がかかると骨を作ろうとする働きが生じるからです。ウォーキングやスクワットなど、気軽に始められる運動も毎日の生活にとり入れるよう心掛けましょう。