そこで、水分摂取が必要な夏にお茶のチカラもとり入れてみませんか。
温かく飲んでも冷たく飲んでも、そしてデザートにも。お茶の魅力をお届けします。
トクホのお茶ってなに?
「特定保健用食品(トクホ)」や「機能性表示食品」のお茶は、ペットボトルでもよく販売されています。健康診断の数値が気になり出した方は、とり入れてみるのもおすすめです。特定保健用食品とは 体の生理学的機能などに影響を与える保健効能成分を含み、摂取することで特定の保健の目的が期待できることを表示をする食品。有効性や安全性について国の審査を受け、許可を得ている。
許可されている保健機能の表示例
●「食後の血糖値の上昇をおだやかにする」
●「おなかの調子を整える」
●「体脂肪を減らすのを助ける」 など
機能性表示食品とは 国の定めるルールに基づき、事業者が食品の安全性と機能性に関する科学的根拠などの必要な事項を、販売前に消費者庁長官に届け出ることで、機能性を表示できる食品。
許可されている保健機能の表示例
●「ピント調節サポート」
●「運動による疲労の軽減」
●「体温の維持」 など
(参考:消費者庁・厚生労働省HP)
「お茶」といっても、日本はもちろん、世界にも種類はたくさん。これまでにどんなお茶を飲んだことがありますか。
■日本のお茶 □煎茶 □玉露 □深蒸し茶 □ほうじ茶
□抹茶 □くき茶 □玄米茶 □番茶
□べにふうき茶 □粉茶 □芽茶
■世界のお茶 □ダージリン □アールグレイ □ウバ茶
□ウーロン茶 □東方美人茶 □アッサム
□プーアル茶 □ジャスミンティー
■実はお茶ではない“茶外茶” □麦茶 □そば茶 □黒豆茶 □ごぼう茶□甜茶 □とうもろこし茶 □杜仲茶
□ルイボスティー □ハトムギ茶
□昆布茶 □たんぽぽ茶 □どくだみ茶
1日に必要な水分摂取量は1.2L
人の体の約60%を占める水分は、生命を維持するために重要な存在です。しかし、汗や尿などから毎日2.5Lもの水分が排出されています。つまり、その分の水分を摂取する必要があるというわけです(体重60 kg /成人男性の場合)。通常の食事から摂取する水分が1L、体内で作られる水分が0.3Lありますが、それでも飲み水から1.2Lも摂取しなければならない計算になります。しかし、単なる水をたくさん飲むことは案外難しいもの。だからといって、糖質やアルコールが入ったおいしい飲料を飲み過ぎては体に悪影響です。
そこで注目したいのが、栄養も含まれ、味覚や視覚も楽しめるお茶なのです。お茶には、〝茶外茶〟も含めるとたくさんの種類があり、そのときの気分や体調によって飲み分けることもできます。次ページからお茶のチカラと魅力を探っていきましょう。
(参考:厚生労働省HP「健康のため水を飲もう」)