今回の管理薬剤師
汐留シティセンター店
加藤 智子
症状も原因もさまざま
目が乾く、疲れる、ゴロゴロする、充血する、モノがかすんで見える、コンタクトレンズをつけると痛いなど、ドライアイの症状はさまざまです。実は、涙が出る症状もドライアイの場合があります。角膜の表面が乾燥することで、一時的に涙を多く出そうとするからです。原因もさまざまで、目の疲れや環境的な要因が大きいと考えられていますが、ストレスや加齢などもドライアイを招く原因になります。
予防は日常生活での意識が大切
環境的な要因のドライアイは、次のように意識をすれば予防することができます。 ●パソコンやスマートフォンを見るとき長時間作業するときには、1時間に15分は目を休ませる。意識してまばたきをする。視線が下になるように画面を設置する。
●室内の乾燥
加湿器を使用、エアコンの風が顔に直接当たらないようにする。
●コンタクトレンズの装着
長時間の装着を控える。
●メイク
まつ毛の内側の粘膜へのアイメイクを避ける。
また、市販の目薬は、「ドライアイ」や「目の乾き」に効果があるような表記がされているものを選ぶようにしましょう。目薬を使用しても改善しなかったり症状がひどくなってきたりしたら、早めに眼科を受診しましょう。
薬の飲み合わせには注意
それぞれに市販薬はありますが、抗アレルギー薬を飲むときには、抗アレルギー薬含有の風邪薬、咳止め、皮膚のかゆみ止め薬、酔い止め薬などとは一緒に服用できないといった注意点があります。また、発熱や咳を伴っていてつらいとき、鼻づまりがひどくて眠れないとき、症状が改善しないとき、慢性副鼻腔炎の可能性があるときは、病院で診察を受けましょう。
Ｖロート ドライアイプレミアム/ スマイル うるおいタイム
涙の3層構造に着目し、痛みを感じるようなつらい目の乾き、目薬をさしてもすぐに乾きを感じるときなどにおすすめの目薬。
めぐりズム蒸気でホットアイマスク 各種
心地良い蒸気が目もとを温かく包み込み、リラックスできるアイマスク。気分まで、奥からじんわりほぐれていきます。