薬剤師アドバイス 手荒れ・ひび

今回の管理薬剤師
長津田店 佐藤
長津田店
佐藤

原因は水分や油分の不足

 手荒れやひびは、皮膚の水分、油分、栄養が不足している肌に起こりやすくなります。乾燥肌の方、加齢により皮脂の少ない方、血行が悪い方、水仕事が多い方、紙類を触ることが多い方に手荒れやひびの症状が多く見られます。
 手荒れやひび予防のためには、以下の生活習慣と対策が役立ちます。
■熱いお湯は皮脂が奪われるため、お風呂のお湯は40℃程度にする
■手洗いはこすりすぎず、やさしく行う
■濡れた肌は、水分の蒸発とともに皮膚の水分も奪われるため、早めに拭き取る
■部屋を加湿する
■ハンドクリームでこまめな保湿を行う


市販薬を使用する際のポイント

 手荒れやひびの程度に応じて、市販薬を使用しましょう。症状が軽度の場合は保湿薬、ひびなど割れている場合はワセリンがおすすめです。赤みや腫れ、かゆみ、痛みがある際は、炎症を抑える成分配合の医薬品が効果的です。ステロイド入りもあるため、店頭で相談してみてください。
 市販薬を5日ほど使用しても改善しない、痛みが強い、化膿しているときは病院で診察してもらいましょう。

ヒビケア軟膏a
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軽いひび割れはもちろん、繰り返すパックリ割れのひびやあかぎれもしっかり治療。

あかぎれ保護バン 指先用 10枚 / 関節用 20枚
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