そんなときには、ちょっとだけアタマの回転力をアップさせてみませんか。
いつもとは違う“アタマの使い方”をしておくことで、将来の元気に差が出るかもしれません!
アタマの回転力チェック 下記のリストで、アタマを使う生活をしているかチェックしてみましょう。チェックがたくさんついた人は、回転力が鈍っているかもしれません!
□コロナ禍で人と会う機会が減っている
□なんとなくとボーッとしている時間が増えた
□読書はほとんどしていない
□計算が苦手
□料理をする回数が減った
□食事の好き嫌いが多い
□ほとんど運動をしていない
□毎日、熟睡した感じがしない
□興味や関心を持つことが薄れた
□休みの日は家でゴロゴロしている
認知症患者の人数も割合も増加傾向 2012年の時点で、65歳以上の高齢者の7人に1人が認知症患者とされていました。これが2025年になると5人に1人、約700万人にまで増加すると予想されています(厚生労働省HPより)。また、高齢化に伴って一人暮らしの高齢者も増加しています。だからこそ、いくつになっても元気で自立した生活ができるアタマや体を作っておくことは重要になるのです。
アタマを鍛えない将来への悪影響
休みの日や暇なとき、「やる気が起きないから何もしない」「ボーっと過ごすことにも慣れてきた」などといった生活をしていると、アタマの回転力を鈍らせてしまうかもしれません。空いた時間は、ときにネガティブなことを考えさせ、ストレスの原因にもなります。将来のアタマの健康にも悪影響を及ぼしかねません。その悪影響のひとつが、認知症です。認知症は、もの忘れとは違い、日々の生活に支障が出るほどさまざまなことを認知できなくなってしまいます。たとえば、同じものを何度も買ってくる、帰り道が分からない、家族のことを忘れる、など。高齢化が進む日本では、若いうちから認知症にならない努力をすることは大切なのです。
コロナ禍で家にいる時間が増えたということは、逆に自分の時間を作りやすくなったということです。その時間はしっかり有効活用。次号からのなぞときで、アタマを鍛えておきましょう。