あなたの家事をお手伝い 正しく洗ってウイルス対策も洗濯の基本をおさらいしよう

ウイルスを気にしながらの生活が始まって1年以上。ウイルス対策に適した洗剤はあるのか、洗剤量は増やした方がいいのか、など考えたことがあるかもしれません。そこで今回は、洗濯とウイルスの関係をご紹介すると同時に、洗濯の基本をおさらいします。

洗剤に配合されている界面活性剤がポイント

 外出先から戻ったときの洋服のケア、どうしていますか。アルコール入りのスプレーをしたり、脱いでそのまま洗濯かごに入れて翌朝洗濯したり、上着やコートはそのままクローゼットにかけたり……。本来は、ウイルスが付着していると考えたケアが理想かもしれませんが、毎日、すべての洋服を消毒するのはなかなか簡単ではありません。
 しかし、通常の洗濯洗剤で10分以上洗濯するだけで、新型コロナウイルスを不活性化できると確認された商品も販売されていることをご存じですか。
 ウイルス対策といえば、アルコールや次亜塩素酸などがよく聞かれますが、洗剤に入っている界面活性剤も一部に有効のようです。厚生労働省のホームページを参考にすると、「界面活性剤は、ウイルスの『膜』を壊すことで無毒化する」とされています。
 もちろん、有効な界面活性剤に種類はありますし、すべてのウイルスを除去するわけではありません。また、正しく洗濯をすることも大切です。
 そこで、衣類を清潔にきれいに保つためにも、改めて右記の洗濯の基本をおさらいしましょう。 1 洗濯表示を確認 まずは、家庭で洗濯できるかを確認。以下の「家庭洗濯」の表示があれば、家庭で洗濯することができます。さらに、そのほかの表示もチェックして、正しく洗濯しましょう。洗濯表示の詳細は消費者庁のホームページなどで確認することができます。

2 洗濯機に適量の洗濯物を入れる 一度にたくさんの洗濯物を洗濯槽に押し込んで洗うと、汚れがきちんと落ちないこともあります。洗濯槽の7~8分目までを目安にしましょう。
3 適量の洗剤を入れる 洗剤をたくさん入れたからといって汚れがしっかり落ちるわけではありません。洗剤の無駄使いやすすぎ残しにつながります。表示されている使用量の目安を守りましょう。

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