家族みんなで健康持続化計画 サプリメントの賢い活用方法 前編

健康な体を維持し、自立した生活を送り続けることはSDGsへの貢献にもつながります。 しかし、老若男女問わず、なにかしらの不調や不安を抱えている人は少なくないはず。 そこで、健康を持続させるための方法のひとつとして、サプリメントの活用を提案します。

ごはんを食べているのに栄養失調?「新型栄養失調」に要注意

食べるものの確保すら困難だったような時代は、栄養失調状態の人も珍しくなかったかもしれません。食べるものが豊富な現代では、栄養失調など非現実的な気がします。しかし、最近、「新型栄養失調」という言葉が登場してきました。新型栄養失調とは、毎日、3回の食事をしっかりとっているにもかかわらず、たんぱく質や鉄分など体に必要な栄養素が不足している状態を指しています。つまり、栄養バランスが極端に偏っているのです。バランスの良い食事をとっているつもりでも、生活習慣や好き嫌いで新型栄養失調状態になる可能性もあります。サプリメントの上手な活用も新型栄養失調予防におすすめといえるでしょう。

サプリメント 〇×クイズ

サプリメントには種類がたくさんあって、利用するときのルールもあります。そこで、サプリメントのことを正しく知っているかどうかチェックしてみましょう。 Q1.いろいろな栄養素のサプリメントをとっていれば、食事のバランスはあまり気にしなくてもいい
Q2.サプリメントは食品である
Q3.サプリメントで病気を治すことができる
Q4.元気がないときだけサプリメントをとり入れるのがオススメ
Q5.どんな人でも好きなサプリメントを好きなだけ飲むことができる

〈答え〉 A1,× A2,〇 A3,× A4,× A5,×

一人ひとりの健康はSDGsにも貢献

 SDGsという言葉をよく耳にするようになりました。持続可能でより良い世界をめざすための国際目標で、17のゴールと169のターゲットから構成されています。SDGsは、世界や国だけが取り組むことではなく、企業や家族、個人など、みんなが行動を起こすことで目標の達成に近づきます。たとえば、「すべての人に健康と福祉を」という目標があります。医療や福祉を与えられるのを待つのではなく、多くの人がそれぞれ健康を維持することができればこの目標は達成されるでしょう。
 そこで、持続可能な世界を実現するための第一歩、家族みんなの健康持続化計画を始めましょう。さまざまな計画を立てられると思いますが、今回、そのうちのひとつとして提案するのがサプリメントの活用です。中編より、サプリメントを利用するときの注意点や自分に合った商品を選ぶ方法などをご紹介します。