舌、まだハブラシで磨いているの?舌を磨いて口臭を予防しましょう

口臭の主な原因として、「舌の汚れ」が挙げられます。そのため、20~30代の44%の人が舌磨きを 実践していることが分かっています。しかし、そのうちのほとんどの人が、間違った舌磨きをしている のです。舌の汚れの正体とケアの方法を身につけましょう。

口臭の原因

 歯や歯ぐきにトラブルを抱えていない場合でも、人と会話するときに気になることのひとつが「口臭」ではないでしょうか。
 口臭の原因には次のようなものが挙げられます。
●たばこやお酒、食べ物の強いニオイなどが残っている
●起床直後や空腹時、緊張しているときなどに、口内が渇いている
●舌が汚れている
●虫歯や歯周病、歯垢などにより、菌が繁殖している
●体内の病気が影響している

 いずれも、原因を取り除くことで口臭を予防することはできます。ただし、毎日のケアとして注意しておきたいのが舌の汚れを取ること です。

舌の磨き過ぎはNG

 舌には〝舌苔〞といわれる白い汚れがついています。舌苔には細菌が存在し、その細菌が作り出した酵素が、食べ物のカスや口内ではがれた粘膜などに含まれるたんぱく質を分解することで口臭が発生します。
 舌苔のことはよく知られるようになり、舌をハブラシで磨いている人も多いようです。
 しかし、舌をハブラシで磨き過ぎるのはNG。舌の表面を傷つける危険があるからです。舌の表面に傷がつくと、唾液を溜められなくなったり、味覚を感じられなくなったりといった別のトラブルを引き起こす場合があるのです。
 舌を磨く際には、やわらかい布で舌をふくようにしたり、専用のアイテムを使って、やさしくケアをしましょう。


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