早めの対策が功を奏す!元気な頭皮&髪の毛作り

「顔は顔、頭は頭」と思いがちですが、当然、頭皮も皮膚の一部です。つまり、毎日スキンケアするように、頭皮や髪の毛も丁寧にケアすることで、健康な頭皮や髪の毛を長くキープできるのです。

QUIZ ◯か×で答えよう!

Q1  髪の毛は1日に100本抜ける
Q2  メラニンが作られなくなると白髪になる
Q3  お風呂上がりの髪の毛は自然乾燥がベスト
Q4  髪の毛は日焼けしない
Q5  ストレスが薄毛の原因になる
Q6  キューティクルは髪の毛の艶に欠かせない
Q7  髪の毛は死んだ細胞である
Q8  冷え症の場合は、頭皮や髪の毛にもトラブルが起きやすい
Q9  生活習慣や食習慣は頭皮や髪の毛の健康に関係はない
Q10  髪の毛はたんぱく質でできている

STUDY 髪の毛が成長する仕組み


髪の毛は、毛根の一番下の部分にある毛母細胞が分裂して伸びていきます。1カ月に約1.2センチ、4~6年かけて伸び続け、最終的には抜け落ちます。これをヘアサイクルといいますが、このヘアサイクルが短くなると、髪の毛の成長する期間が短くなり、細いうちに抜け落ちて薄毛の原因になります。

資料提供:花王

髪の毛のトラブルが起こる原因

 薄毛、抜け毛、パサつき、白髪、フケなどのトラブルには、年齢を重ねることで起こりやすくなる現象が多くあります。しかし、加齢だけではなく、次のようにいろいろな原因が考えられます。 ■爪を立てて洗う、シャンプーを泡立てずに洗髪する、すすぎ残しがある、ぬれた髪の毛をすぐに乾かさないなど、正しい洗髪ができていない
■ストレスをためることによって、自律神経が乱れたり、血行不良になったりして、新陳代謝が悪くなる
■乱れた生活習慣によって、ヘアサイクルが乱れる
■頭皮や髪の毛に必要な栄養がきちんととれていない
■紫外線によって頭皮や髪の毛の細胞にダメージを受ける
 つまり、普段から髪の毛のことを考えた生活や正しいケアをしておけば、健康な頭皮や髪の毛を長く維持することができるのです。そこで、毎日できる頭皮と髪の毛のケア方法をご紹介します。

正しい洗髪方法

  • 1. シャンプー前にブラッシングする

    汚れを浮かすためにも、目の粗いブラシやクシなどでもつれた部分を丁寧にとかし、全体的にブラッシングします。
  • 2.十分に予洗いする

    シャンプーの泡立ちをよくするため、またあらかじめ汚れを落としておくため、髪の毛と頭皮を十分にぬらしておきます。
  • 3.泡を立てて洗う

    シャンプーは手のひらで軽く泡立てます。地肌の数カ所につけて、指の腹で地肌をマッサージするように洗います。
  • 4.十分にすすぐ

    シャンプーの泡が残らないように、念入りにすすぎましょう。
  • 5.コンディショナー or トリートメントをなじませる

    適量を手に取って、髪全体になじませた後、十分にすすぎましょう。
  • 6.タオルドライする

    髪の毛を軽くポンポンとたたくように水気をふき取り、早めに乾かしましょう。

ケアアイテムの特徴
■トリートメント……コンディショナーの働きに加えて、毛髪の内部も整える
■コンディショナー……毛髪の表面を整えて、ダメージを受けた部分をケアする
■ヘアマスク……毛髪の内部を整える
※メーカーによって名称や使い方に違いがあるため、商品説明をチェックしてから使うようにしましょう。

乾かし方のポイント

POINT1  風量の多いドライヤーを使って、水分を吹き飛ばすように乾かす。
POINT2  髪の根もとに指を入れて、小刻みに動かしながら、ドライヤーの風を送り入れる。
POINT3  髪の毛が熱くなり過ぎないよう温風と冷風を使う。とくに乾ききった後に温風でドライヤーをかけ過ぎると髪が傷むため、乾ききる直前から温度に注意しましょう。

資料提供:花王

頭皮や髪の毛の健康におすすめの代表的なツボが図の通りです。痛気持ちいい程度にゆっくり押してみましょう。

頭皮や髪の毛におすすめの栄養素 たんぱく質 髪の毛のほとんどを構成する成分

ビタミンA 頭皮の新陳代謝を促す

ビタミンE 抗酸化作用や血行を促す働きがある

亜鉛 新陳代謝を促進したり、皮膚や粘膜の働きをサポートする

白髪の原因と白髪染めの種類 髪が黒く見えるのはメラニンがあるからです。白髪になるのはこのメラニンがつくられなくなってしまった状態です。加齢とともに白髪に抵抗することは難しくなります。白髪染めにはいろいろな種類があるため、ライフスタイルや髪色などに合ったアイテムを選んで、白髪と上手につき合いましょう。

白髪染めの種類

■ヘアカラー………脱色すると同時に染料を髪の毛の内部まで入れてしっかり染めるもの
■へアマニキュア…脱色せずに髪の毛の表層付近を染めるもの
■一時染め…………髪の毛の表面に一時的に色をのせるもの。色もちは1日でシャンプーで落とせる 黒髪メラニンのもと*を配合した白髪ケア『リライズ』 100%天然由来の黒髪メラニンのもと*を配合した白髪ケア。繰り返し使っても髪の毛に負担をかけず、ハリやコシを与えます。

*着色成分(ジヒドロキシインドール)

『リライズ』の使い方
STEP1 シャンプーをすすいだ後、髪の水気をよく切ります。
STEP2 ピンポン玉大を手に出し、髪の根元部分からたっぷりなじませます。

STEP3 髪になじませた後、5分放置します。
STEP4 根元からしっかりすすぎます。

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クイズの答え Q1 髪の毛は1日に100本抜ける

1日に50~100本くらい抜けていても正常の範囲内です。健康な頭皮であれば、その分、新しい髪の毛がどんどん作られていくのです。

Q2 メラニンが作られなくなると白髪になる


※上記の白髪のコラム参照。

Q3 お風呂上がりの髪の毛は自然乾燥がベスト

×
ぬれた髪の毛はキューティクルが開いているためダメージを受けがちです。また、ぬれたまま寝てしまうと枕と髪の毛の摩擦が大きくなってダメージも大きくなります。

Q4 髪の毛は日焼けしない

×
紫外線を浴び過ぎると、乾燥や枝毛の原因にもなります。

Q5 ストレスが薄毛の原因になる


過度なストレスを受けることで、血液の流れが悪くなり、頭皮に悪影響を与えます。それが薄毛の原因になることもあります。

Q6 キューティクルは髪の毛の艶に欠かせない


キューティクルは髪の毛の表面を覆っている魚のうろこのようなもの。これがはがれると、艶やハリを失ってしまいます。

Q7 髪の毛は死んだ細胞である


目に見える部分の髪の毛は、硬くなったかかとの表面と同じ仕組み。つまり、角質化した細胞ということです。角質化した細胞のことを死んだ細胞と表現することもあります。

Q8 冷え症の場合は、頭皮や髪の毛にもトラブルが起きやすい


冷え症は血行不良を招き、正しいヘアサイクルも妨げます。

Q9 生活習慣や食習慣は頭皮や髪の毛の健康に関係はない

×
規則正しい生活習慣、栄養バランスの整った食生活が体の健康や美容に大きく影響するように、頭皮や髪の毛の健康も左右します。

Q10 髪の毛はたんぱく質でできている


髪の毛はケラチンというたんぱく質で構成されています。