血糖値上がっていませんか?中高年のセルフケア

中高年といわれる年齢になって、太りやすく痩せにくくなってきたと感じませんか?
いわゆる“中年太り”は、メタボリックシンドロームや生活習慣病につながりかねない状態です。
健康を維持するセルフケアは、中高年になったら早めに始めることが重要です。

CHECK こんな生活習慣を送っていませんか

□ 油っこい食事が多い
□ 甘いものが大好き
□ 食事が不規則
□ 満腹になるまで食べる
□ 間食が多い
□ あまり歩かない
□ 休みの日はごろごろしている
□ 仕事や人間関係の悩みが多い
□ 日々、あまり楽しくない
□ 毎日、アルコールは欠かせない
□ タバコをやめられない

CHECK 血液検査を受けよう

中年太りやメタボリックシンドロームの傾向は、血液検査をチェックすることでも把握できます。直近で受けた検査結果を見て、下記の項目の数値を記入し、参考基準値と比較してみましょう。
自分の結果参考基準値
収縮期血圧mmHg130mmHg未満
拡張期血圧mmHg85mmHg未満
中性脂肪mg/dl150mg/dl未満
HDLコレステロールmg/dl40mg/dl以上
空腹時血糖mg/dl110mg/dl未満
ヘモグロビンA1c%6.0%未満
※特定健康診査や一般健康診断など、目的に合った血液検査を自治体で実施しています。
 各自治体によって、検査の受け方に違いがあるため、あらかじめ確認しておきましょう。

メタボの放置は命にかかわる!?

 中年太りを〝メタボ体型〟と揶揄することがありますが、メタボリックシンドロームは笑って済ますわけにはいきません。  メタボリックシンドロームとは、内臓に脂肪が溜まり、高血圧や糖尿病、脂質異常症などを引き起こし、最終的には動脈硬化を促進しやすい状態をいうからです。その結果、心臓病や脳卒中の危険も高めてしまうのです。
メタボリックシンドローム診断基準 □ ウエスト周囲径が男性85cm以上女性90cm以上
□ 下記の2項目以上に当てはまる

■脂質異常(以下のいずれか、または両方)
①中性脂肪値 150mg/dl以上 ②HDLコレステロール値 40mg/dl未満 ■血圧高値(以下のいずれか、または両方)
①収縮期血圧 130mmHg以上 ②拡張期血圧 85mmHg以上 ■高血糖


 つまり、ただの中年太りと侮っていると、将来、命にかかわる事態も招きかねないということなのです。
 そこで、健康を長く維持するために大切になってくるのが、まずは中年太りを解消すること。それと同時にチェックしておきたいことが、血液検査の結果です。中年太りやメタボリックシンドロームといった状態は、上記の表でまとめた検査項目の数値が基準値から外れていることが多いからです。

検査結果で血管の健康を把握

 そして、それらの項目の数値が悪化した場合の影響が次の通りです。
収縮期血圧/拡張期血圧
 収縮期血圧が最高血圧で、数値が高くなると血管に強い圧力がかかり、血管を傷つけます。拡張期血圧が最低血圧で、数値が低くなると血液を全身に送る力が弱まります。
中性脂肪/HDLコレステロール
 甘いものやアルコールなど糖分のとり過ぎで中性脂肪値が高くなります。中性脂肪が増えたり、HDLコレステロール(善玉)の値が減少すると、LDLコレステロール(悪玉)が血管壁に溜まり、動脈硬化などを引き起こします。
空腹時血糖/ヘモグロビンA1c
 血液中の糖の値が高くなると血管が傷つきやすくなったり、糖尿病になる可能性が高くなります。
 また、これらの項目の数値が悪いということは、よく聞かれる血液がドロドロのような状態ともいえます。ドロドロ血液とは、赤血球や白血球、血小板などに異常が起こったり、血管が硬くなったりもろくなったりして、血液が流れにくくなっている状態をいい、深刻な病を引き起こす原因になるのです。

中年からなりやすい病気
中年から増える糖尿病予備軍 「糖尿病が強く疑われる者」の割合(平成28年)

出所:平成28年国民・健康栄養調査 「糖尿病が強く疑われる者」、「糖尿病の可能性を否定できない者」の割合の年次推移(20歳以上、性・年齢階級別)より作図 グラフを見ると、男女とも明らかに40代、50代から糖尿病の可能性がある人数が増えていることが分かります。厚生労働省の調査によると、糖尿病有病者と糖尿病予備軍はいずれも約1000万人もいると推計されています。

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●糖を燃焼して糖代謝をサポートするアミノ酸ALAを配合
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ALAは年齢とともにダウンする
ALAは、とくに40代からだんだんとその量が低下していきます。それとともに基礎代謝量も低下。そのため、食事などから積極的にALAを摂取する必要があるのです。
賢者の食卓 ダブルサポート 9包 / 30包 1食1回1包で、食後の血糖値や血中中性脂肪の上昇を穏やかに。

低糖質ロカボナッツ 1食分(30g)当たりの糖質量を1.6gに抑えたミックスナッツ。

中年太りを予防するセルフケア

「お腹周りにお肉がなんとなくついてきた」「体重が落ちにくくなってきた」「健康診断の結果を見て見ぬふりをしている」……。そんな状態を放置せず、“中年太り”予防を始めましょう。日々、次の4つのセルフケアを心掛けた生活を送ることがポイントです。

セルフケア1 まめに体を動かす ■電車の中でかかとの上げ下げ
■エスカレーターは使わない
■一駅歩く
■スーパーでのまとめ買いをやめて、日々、こまめに買い物をする
■お風呂上がりにストレッチをする
セルフケア2 適度な飲酒を心掛ける 飲酒のメリットとデメリット
メリット  適度な飲酒は血行を良くしたり、体を温めたりします。
デメリット 飲み過ぎると、肝臓やすい臓に障害を起こしたり、血糖のコントロールが難しくなったりします。
1日の摂取目安量(約20g)
※酒類の〈 〉内はアルコール度数
セルフケア3 正しい食生活を心掛ける ■1日3食、主食、主菜、副菜を食べる
■よくかんで食べる
■食物繊維をたっぷりとる
■揚げ物を控える
■1日の摂取カロリーを守る
 成人の目安 1800~2200kcal
※性別や年齢、運動量などによって異なります
セルフケア4 ストレスをためない 中年になると、仕事や家庭のストレスが増える一方という人も多いもの。しかし、食べたり飲んだりすることでストレスを解消しようとすれば、当然、肥満を招きます。また、ストレスによって基礎代謝が落ち、太りやすくなることもあります。自分なりのストレス発散方法を身につけましょう。
■睡眠をしっかりとる
■好きな香りの入浴剤を入れてゆっくり入浴する
■休日にお出掛けをする
■楽しめる趣味を持つ