身近にできるヘルスチェック 健康診断Q&A

毎年、健康診断を受けていますか。判定結果や数値の変化をきちんとチェックしていますか。 健康な体を維持するために最も身近なチェック方法が健康診断です。 そこで今回は、健康診断の素朴な疑問や結果の見方などを解決していきます。

CHECK あなたが受けるべき健康診断を確認しましょう

会社員の場合 自営業者の場合
本人 家族
受ける検診 一般健康診断 40~74歳
特定健康診査
39歳以下
一般健康診断
40~74歳
特定健康診査
39歳以下
一般健康診断
実施機関 会社 健康保険組合など 自治体
そのほか、自主的に受けるものとして、がん検診や人間ドックがあります。

一般健康診断 病気の早期発見・早期治療を目的としたもの。年齢によって検査項目が違います。
特定健康診査 メタボリックシンドローム予防のため、「一般健康診断」に検査項目を加えたもの。40~74歳を対象にしています。
人間ドック 検査項目が多く、より細かく健康状態を把握することができます。受けたい人が自主的に受ける健康診断です。
がん検診 がんの種類によって、年齢別に受けることを推奨されています。自治体が実施しています。

がん検診を受けよう 2人に1人はがんにかかると言われているとおり、がんは身近な病気といえます。しかし、早期に発見することで治癒も可能なため、がん検診は積極的に受けておきたい検診です。対象年齢や検査間隔が推奨されているため、次の表で確認しておきましょう。
種類 胃がん検診 子宮頸がん検診 肺がん検診 乳がん検診 大腸がん検診
対象年齢 50歳以上 20歳以上 40歳以上 40歳以上 40歳以上
受診間隔 2年に1回 2年に1回 1年に1回 2年に1回 1年に1回

※がん検診は、市町村など自治体の事業として実施されています。詳細は市役所や区役所などで確認しましょう。

チェックの4ステップ

 健康診断は受けるだけでは不十分です。結果をきちんと見て、体の状態を把握し、改善するべき点があれば改善する。そこまでやって、初めて健康診断の役割が果たされるのです。  とはいえ、よく分からない記号と数字がたくさん並ぶ健康診断結果。どこに重点を置いてチェックすれば良いのでしょうか。それが、次の4ステップです。

STEP1 判定を確認する 数字を詳しく見る前に、「判定」欄を確認しましょう。「異常なし」「要経過観察」「要再検査」「要治療」「要専門医受診」などです。

「異常なし」
以外が
ある場合
STEP2へ

すべて
「異常なし」
の場合
STEP3へ

STEP2 基準値と比較する 「要再検査」「要治療」などの判定の場合は、病院できちんと診察してもらうようにしましょう。 STEP3 過去の結果と比較する 数値がどのように変化しているか、過去の結果があれば比較してみましょう。「異常なし」の場合も、少しずつ数値が悪くなっている場合があるかもしれません。自分の体の変化を知るために、健康診断の結果は保存しておきましょう。

POINT
判定基準は病院やクリニックによって異なることがあるため、毎年同じ病院で検査することがおすすめです。

STEP4 生活習慣を見直す 現在の生活習慣や食習慣を見直しましょう。次のリストでチェックがついた項目は、改善するように心掛けましょう。
□ 甘いものをよく食べる
□ 脂っこいものをよく食べる
□ アルコールをよく飲む
□ タバコを吸う
□ ストレスが多い
□ 睡眠時間が少ない
□ 運動をしていない
□ 栄養バランスが悪い
□ 楽しめる趣味がない

ちょっと気になる健康診断Q&A

Q、人間ドックはどのくらいの費用がかかるの?
A、自治体と提携している病院やクリニック、健診機関で受けることができます。健診の内容によって、受けられない機関もあります。負担する費用も自治体によって異なります。あらかじめ、自治体のホームページ、病院やクリニック、健診機関に確認するようにしましょう。

Q、自治体で実施している健康診断はどこで受けるの?
A、検査内容や受ける施設によって違いますが、平均は4万円前後とされています。
申請をすれば、国民健康保険や社会保険の補助を受けることができます。


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