免疫向上5つのポイント 後編

免疫を下げている原因はどれ?補って守る、私の免疫の整え方

どんなことが理由で免疫が低下気味なのかを把握することで、生活習慣の整え方も違ってきます。次の5つのタイプから自分に当てはまるものを見つけて、免疫アップをめざしましょう。

腸活不足で免疫低下タイプ typeA

善玉菌を増やして、腸内環境を整えよう
腸は、免疫機能を支える重要な役割を果たしています。腸にはたくさんの免疫細胞がいて、これらがしっかり働くことができれば、全身の免疫向上につながります。そのためには腸内環境を良い状態にすることが重要。腸内環境の良し悪しは、腸内細菌のバランスで決まります。免疫細胞をコントロールしている善玉菌が優勢になるようにバランスを保ち、腸内環境を整えて、免疫を高めていきましょう。


血流不足で免疫低下タイプ typeB

冷えを防いで、血流を整えよう
体の冷えは、免疫機能にも影響を与えることがあります。冷えで体の血流が滞ると、内臓の働きや血管の収縮・拡張、温度調節、呼吸など、生命維持に必要なあらゆる動きをコントロールしている自律神経のバランスが崩れてしまいます。すると腸内環境にも影響が現れ、免疫機能の低下につながっていきます。毎日の入浴時間にしっかりお湯につかり、体を温めるなどして血流を促しましょう。


暴飲暴食で免疫低下タイプ typeC

食べ過ぎを防いで、食生活を整えよう
暴飲暴食は、腸内細菌の悪玉菌を増加させ、腸内環境の悪化を招きます。さらには肥満につながることも。肥満は、生活習慣病に直結し、免疫力を低下させてしまうといわれています。食生活を整えて健康に過ごしましょう。


睡眠不足で免疫低下タイプ typeD

ストレスを解消して、睡眠を整えよう
ストレスなどの影響で睡眠が乱れると、自律神経のバランスが崩れて血流が乱れ、免疫を低下させる原因になります。自分なりのストレス解消法を見つけるなどして睡眠をしっかりとり、心と体を整えていきましょう。


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お口カラカラ免疫低下タイプ typeE

よくかんで、お口の環境を整えよう
唾液に含まれる「IgA」という成分には、体に侵入しようとする異物をシャットアウトして、免疫の向上を助ける働きがあります。しっかりとよくかんで食事をして、唾液の分泌を促し、お口の環境を整えていきましょう。


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「OZmall わたしの保健室」は体のプチ不調や悩みを持つ女性に寄り添う“保健室”のような存在をめざしたWebコンテンツです。今回ご紹介した「免疫ととのえ診断」のほか、フェムケアやフェムテック、漢方、腸活、睡眠などさまざまなテーマの記事を掲載しています。
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