テーマ ニキビ

今回の管理薬剤師

上板橋南口店 松永 志保

過剰な皮脂分泌や乾燥などが原因

 吹き出物やニキビは皮膚の病気で、毛穴の詰まり、皮脂の過剰な分泌、アクネ菌の繁殖が発生に大きくかかわっています。
 過剰に皮脂が分泌する10歳代のニキビは、皮脂の分泌が落ち着くにしたがっておさまっていきます。しかし、大人のニキビの場合は、早い段階で対処することが大切です。初期段階であれば食事を見直したり、睡眠の質を上げたり、運動したりすることで改善につながります。また、ニキビは乾燥も原因になるため、保湿もしっかり行いましょう。赤いニキビの場合は、つぶしたり触ったりして悪化するケースもあります。市販薬を使用するか、皮膚科で診察してもらいましょう。

マスク着用による肌荒れの対処方法

 最近はマスクの着用によって吹き出物やニキビができる人が増えています。原因は、マスク内が蒸れることによる雑菌の繁殖、マスクと肌の擦れ、繊維による刺激、乾燥などが挙げられます。マスク着用によるニキビや肌荒れが気になるときは、次のような対策を心掛けてみましょう。
・汗をかいたらこまめに拭く
・こすれが気になる部分にワセリンを塗る
・刺激の少ない基礎化粧品で保湿をする
・素材の違うマスクをつけてみる



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