「子どもの歯はきちんとケアしてあげたい。けれど、いつからどんなアイテムを使って、何をすればいいかよく分からない……」と不安に思っている方も多いようです。そこで今回は、子どものハブラシや歯磨き剤の選び方、ケアのポイントをご紹介します。
ハブラシの選び方
乳歯が生え始めてきたら、ハブラシを準備しましょう。ハブラシは、お口や手の大きさ、磨き方に合わせて、子どもが持ちやすく、ハンドルの弾力や大きさが設計されているものがおすすめです。たとえば、「0~2歳用」「3~5歳用」などと年齢表示がきちんとされているもの、歯磨き中に転倒しても柄の部分がやわらかく曲がるように安全に設計されているものなどを選びましょう。歯磨き剤のスタート
子どもが〝ブクブクペ〟ができるようになったら、歯磨き剤の使用をスタートします。むし歯を予防するためには、フッ素配合の歯磨き剤を使うことが重要です。しかし、「もしも、飲み込んでしまったら……」と心配な場合は、フッ素以外は食品に使用される成分と同じ成分で設計されている歯磨き剤を選びましょう。さらに、子どもが自分で歯磨きをできるようになっても、親が仕上げ磨きをすることは大切です。 その場合、大人が持ちやすく奥歯まで磨ける〝仕上げ用〟のハブラシを使用しましょう。
寝ている間のケア
寝ている間は唾液の分泌量が減少して細菌の量が増加します。そのため、むし歯になりやすい時間帯といえます。おやすみ前のデンタルリンスも習慣化しましょう。10~14歳のむし歯罹患率
上図の通り、永久歯の奥歯はむし歯になるリスクが高いことが分かっています。そこで、早いうちから歯磨きをする習慣を身につけさせることが大切です。さらに、6~12歳の生え変わり時期には、自分できちんと歯垢を落とせるようにすることもポイントです。
オススメ!
『バトラーエフコート』
医療用と同成分のフッ素を配合した4歳から使える洗口液。1日1回のうがいでむし歯予防。
『クリニカKid’sジェルハミガキ』
泡立ちを抑えた磨きやすいハミガキです。フッ素以外は食品使用成分と同様の成分で設計。
『クリニカKid’sハブラシ』
年齢に合わせて選べます。「まがる・おれない安全ハンドル」は、クリニカ独自の新採用。