水虫の予防方法と注意点

水虫の正体と原因

水虫は、白癬菌というカビの一種が古い角質や爪に感染して寄生したものです。主に人から感染してしまいますが、ステロイドや抗生物質の外用剤を長期間使用していたとき、免疫力が低下したときなども水虫になることがあります。

症状の種類

足に感染する足白癬菌は次のような症状が起こります。
●指の間が白くふやけて、皮がむけるとじくじくする
●足の底に小さな水疱ができて、かゆみがある
●かかとががさがさになったり、皮膚が厚くなったりする

予防方法

●バスマットやスリッパ、タオルは家族で共有せず、またこまめに取り替えること
●プールや温泉などに行った後は、手や足を石けんでよく洗うこと
●入浴時に足の指の間をきれいに洗い、入浴後はしっかり乾燥させること

治療の際の注意点

薬は、入浴後に毎日きちんと塗りましょう。その際、薬は患部よりも広めに塗ることがポイントです。また、症状が消えたと思って治療をやめると再発することがあるため、しばらくは薬を塗り続けるようにしましょう。