テーマ ぎっくり腰

今回の管理薬剤師

新丸子店 金田 麻衣

突然の腰痛の原因

 モノを持ち上げると同時に腰をひねるような動きをしたときに起こしやすいのがぎっくり腰です。しかし、とくになにもしていなくても痛みが生じることもあります。腰がねんざしたような状態になったり、腰の筋肉やすじが傷ついたりすることで痛みが起きるのです。
 痛みがあるときは、湿布薬や塗り薬などを使って安静に過ごしましょう。ただし、痛みが悪化したり熱が出たり、しびれが出たりする場合は整形外科を受診してください。

外用鎮痛剤の使い分け方

市販されている外用鎮痛剤には次のようにさまざまなタイプがあります。
●薄いテープタイプ…肌にしっかり密着してはがれにくい
●湿布・パップ剤…患部を冷やすことができ、急な痛みに効果的
●温湿布…冷えることで症状が強くなる人、慢性的な痛みがある人におすすめ
●スティックやローション…貼り薬でかぶれやすい人におすすめ

ぎっくり腰は突然起きることが多いものです。普段から腰に負担がかかるような姿勢を避けたり、腰を支える筋肉を鍛える運動をしたりして、腰痛を予防しましょう。
参考:日本整形外科学会HP


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