今回の管理薬剤師
キテミテマツド店 佐藤 未知
早めに症状に気付くことが大切
熱中症は初期段階では気が付きにくく、「具合が悪い」と自覚したときには症状がかなり進行していることがあります。そのため、気温や湿度が高い場所にいるとき、いつもと違う体調の変化を少しでも感じたら、暑さを避けて、すぐに水分と塩分をとって休みましょう。とくに、「疲れているだけ」と思って症状を見過ごさないように注意してください。休むときのポイント
■エアコンの効いた涼しい部屋、屋外であれば風通しの良い涼しい日陰で安静にして体を冷やす
■経口補水液やスポーツドリンクなどで、水分と塩分（電解質）を補給する
■保冷剤や氷は、首、脇、脚の付け根などにあてる
軽度～重度の症状の特徴
軽い熱中症の場合は、立ちくらみや手足のしびれ、足がつるといった症状が多く、その後、頭痛やめまい、吐き気などの症状が現れることがあります。さらに重度になると、40度以上の高熱、意識障害、けいれんなどを伴う場合もあります。重度の場合は、救急車を呼んでください。
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