1950年代のアメリカンファーマシー
アメリカンファーマシーが誕生したのは1950年。第二次世界大戦が終わってわずか5年後のことです。始まりは、東京・飯倉坂上にあったアメリカ海軍将校倶楽部の一室にオープンしたお店です。その2年後、有楽町の日活国際会館(現ザ・ペニンシュラ東京)に移転し、店名をアメリカンファーマシーとして営業を開始しました。近くにはGHQ庁舎(現DNタワー21)がひかえていたこともあり、当時のお客様は外国人が主流でした。店内には、他店では買えない魅力あふれる輸入商品が数多く並べられ、まさにアメリカの文化をお店で体現していたのです。また、当時、コンセプトに掲げていたのは、“ Your Drugstore in Japan”。その「あなたのためのドラッグストアでありたい」という想いは、今も変わらずに受け継がれています。
そして、このアメリカンファーマシーのオリジンとコンセプトは、これから先何年経っても、ずっと守り、伝え続けていくべきものだという使命を持って、私たちはお店作りを続けています。