今回の管理薬剤師
三軒茶屋店
佐藤
ビタミン不足や乾燥が原因に
炎症や亀裂が唇の端の口角に生じる口角炎、唇全体に生じる口唇炎。ビタミンB2・B6の不足が主な原因と考えられます。また、唇をなめる癖、エアコンによる乾燥なども口角炎・口唇炎を引き起こすことがあります。そのため、口角炎・口唇炎が気になるときには、ビタミンB2・B6が含まれた食材を積極的に摂取しましょう。食生活や生活習慣が乱れがちなときには、ビタミン剤の利用もおすすめです。
市販薬を選ぶ際のポイント
口角炎・口唇炎を悪化させないために市販薬を選ぶ際は、以下のような成分が配合されている塗り薬を試してみてください。■抗炎症作用のアラントイン
■皮膚や粘膜の新陳代謝を促すビタミンB6
市販薬を3～5日程度続けても改善が見られない、再発を繰り返す、ピリピリとした痛みを感じるといった場合は、口角炎・口唇炎ではない可能性があります。早めに皮膚科を受診しましょう。
メンソレータム メディカルリップ
アラントインが荒れた唇の修復を促進し、しっとりなめらかにする医薬品のリップ。
NID デントマイスター デンタルピルクリーム
クリームを塗り込んで、歯肉炎、口内炎、口唇炎、口角炎などに優れた効果を発揮。