蛇口をひねればいつでも必要な量の水が出てくる日本では、水の大切さをあまり感じることはありません。しかし、降水量が極端に少なかったり、ダムに水を貯められなかったり、多くの人がたくさんの水を使い過ぎてしまったりすると、簡単に水不足は起きてしまいます。また、世界に目を向けると、水資源の不足による“水紛争”が起きている地域もあるのです。
では、私たちは1日にどのくらいの水を使っているのでしょうか。国土交通省のホームページを参考にすると、1人1日の平均は283リットル(2015年)。2リットルのペットボトルを並べれば、なんと140本を超えてしまうのです。
水不足は、生活するうえでとても大きなストレスになります。日ごろから、節水を意識した行動をすることもエシカル消費のひとつです。下記を参考に、節水生活を心掛けましょう。
毎日の生活でできる節水方法
お風呂
・体を流すときになるべく湯舟のお湯を使う
・節水効果のあるシャワーヘッドに付け替える
炊事
・お皿についた汚れを新聞紙やキッチン
ペーパーなどで拭き取ってから洗う
・使い終わった食器は水につけておき、汚れを落としやすくする
洗濯
・お風呂の残り湯を使う
・洗濯物をある程度ためてから、まとめて洗濯をする
・適量の洗剤を使う
洗顔・歯磨き
・水を出しっぱなしにしない
・必要な量だけの水をコップに入れて、口をゆすぐ