健康と美、ライフスタイル、そして医療の一端を担い続けてきたドラッグストア 前編

アメリカンファーマシーのスタッフは、ユニフォームとして白衣を着用しています。「どうして白衣を?」と感じる方もいらっしゃるかもしれません。しかし、そこには60年以上前から続くアメリカンファーマシーの想いや使命が隠されているのです。今回は、アメリカンファーマシーの白衣の意味についてご紹介します。

変わらず守り続けてきたもの

 アメリカンファーマシーは、時代の流れとともに、お店の場所やスタッフ、商品など、少しずつ変化を遂げてきました。しかし、どんなに時が流れても変わらずに持ち続けているものも多くあります。
 そのうちのひとつが、ライフスタイルを豊かにするための質の高いアイテム。インポートタオルはその代表です。高品質で繊維の長い高級なピマコットンを使用したタオルは、やさしい手触りや優れた吸水性がお客様からの支持を受け、ロングセラーアイテムとして店頭に並び続けています。
 スタッフのお客様に対する想いもずっと変わりません。アメリカンファーマシーでは、いつでも気持ち良くお買い物して帰っていただけるような応対を心掛けています。たとえば、お客様がアイテム選びに悩んでいる姿をお見かけしたときには、そっと近づいて相談にのってさしあげる──。そんな“お客様のために”という想いは創業当時から持ち続けているものです。
 そのほかにも、いくつかの“変わらないもの”がありますが、そんななかでお客様にあまり気がつかれていないものがスタッフのユニフォームかもしれません。
 アメリカンファーマシーでは、白衣をユニフォームとしてお客様の応対をさせていただいています。実は、そのユニフォームにも変わらない想いが込められているのです。

機能性とデザイン性を重視したケーシー型

 アメリカンファーマシーで着用しているのは、いわゆるケーシー型といわれる白衣です。
 白衣にはいくつかの形があります。たとえば、丈の長いコート型、半袖で首もとがVネックのスクラブ型、そしてアメリカンファーマシーが採用しているケーシー型です。
 ケーシー型の白衣は、丈が短く、立ち襟、肩の片側にボタンが着いているものが多くあります。アメリカンファーマシーがケーシー型を採用している理由については、歴史が古く、実ははっきりとはしていません。しかし、その機能性とデザイン性の高さゆえだと考えられます。
 丈が短い半袖のケーシー型は、動きやすく爽やかに着ることができます。立ち襟には品の良さを感じます。さらに、アメリカンファーマシーの白衣の腰部にはベルトをあしらっており、スタイルをすっきりと見せています。
 このような動きやすさや印象の良さを持つケーシー型は、アメリカンファーマシーが昔から持つ上品な雰囲気も醸し出しているようです。