毎日の生活で、次のようなことをした経験はありませんか。
■冷蔵庫に入れていた食品の賞味期限が切れていて、そのまま捨ててしまった
■スーパーで賞味期限が長いものを選んで買う
■たくさん作り過ぎたおかずを食べきれずに、そのまま捨ててしまった
■野菜を料理に使うとき、皮や葉の部分などを多めに切って捨ててしまう
■形がきれいな野菜を選んで買う
いずれも、本来はまだ食べられるのにゴミにしてしまう「食品ロス」、あるいは「食品ロス」につながりかねない行為です。実は、食品ロスはただ「もったいない」というだけでなく、地球環境にも悪影響を与えます。捨てられた食品を処理するときに二酸化炭素などの温室効果ガスが発生するからです。
日本では、まだ食べられるのに捨てられる食品の量はなんと年間約612万トン(平成29年度推計値、農林水産省HPより)もあります。そのうち、家庭から発生する食品ロスはその半分近い約284万トンです。
つまり、私たち一人ひとりが少しずつ食品ロスを減らすことで、地球環境を守ることにもつながるのです。食品を捨てることなくきれいに食べきるために、以下のようなことを心掛けましょう。