肝斑 編

40歳を過ぎたころからシミが増えてきました。更年期前後にあらわれるという肝斑かも……と気になっています。

 頬骨のあたりに左右対称にぼんやりとできるシミが肝斑といわれています。有力な原因として、紫外線A波を浴びてきたことや変化するホルモンバランスの影響などが挙げられています。  肝斑は自然に消える場合もあるようですが、簡単には消せません。最近は、さまざまな機能を持つファンデーションやコンシーラーなどが販売されています。メイクで上手に隠せば、気持ちが軽くなるのではないでしょうか。ストレスは肌に悪影響を与えるため、あまり気にし過ぎないことも大切です。  それでも気になる場合は、肝斑の治療薬が市販されています。ただし、そのシミが本当に肝斑かどうかの判別は素人では難しいものです。医薬品を利用する際には、まずは医師に診断してもらうことをおすすめします。  そして、毎日の紫外線対策やスキンケアを丁寧に行って、いま以上にシミを増やさないように心掛けましょう。

取材協力


ビューティサイエンティスト 岡部 美代治 先生
http://www.beautysci.jp