かゆくなったり赤くなったり痕が残ったりと、虫刺されに悩まされる人も多いはず。今年は虫よけのポイントを把握して、事前の予防を心掛けましょう!
虫に刺されないためのポイント
外出編 ●虫よけ剤は「蚊」に効くものを!→虫よけ剤と一口に言っても対象としている虫はさまざまです。「蚊」に効く商品を選びましょう。
●外出の際はいつでもどこでも対策を!
→蚊は種類によって吸血する時間帯が違います! 夕方から夜にかけて吸血する種類もいるので、朝やお仕事帰りなど、外出時にはいつでも対策をしておきましょう。
●塗り忘れ・塗りムラにご用心
→虫よけに広く使われる「ディート」という成分は、塗った部分にだけ有効。塗り忘れや塗りムラがあると刺される原因に……。
●定期的に塗り直しましょう
→長時間の外出や水に濡れたときは、定期的に塗り直しましょう。
※子どもには、商品の使用回数を確認して使用してください。 室内編 ●窓や玄関、網戸はしっかり締めましょう
→蚊はビルやマンションの上の階でもエレベーターなどで移動してきます。蚊が入り込んでくる隙間をできるだけなくしましょう。
●蚊に効く殺虫剤で蚊のいない空間作りを
→お部屋にいる蚊の退治には、殺虫剤を使用しましょう。エアゾール、プッシュ式、線香などいろいろなタイプがあります。場所に合わせて使いやすいものを選びましょう。
虫よけQ&A Q,虫よけは赤ちゃんに使っても大丈夫?
A,6カ月以上の赤ちゃんならOK。使用回数を守り、顔には使用しないでください。
6カ月以上2歳未満:1日1回、2歳以上12歳未満:1日1~3回
※商品表示をよくご確認のうえ、ご使用ください。
Q,子どもへの上手な虫よけの使い方を教えて!
A,エアゾールタイプならティッシュにスプレーして肌に塗ったり、いったん大人の手にスプレーして子どもの肌に塗りましょう。あるいは、ティッシュタイプの商品もおすすめです。
Q,虫よけを塗るとどうして蚊が寄って来ないの?
A,虫よけ剤に広く使われている「ディート」は、虫を寄せ付けないわけではなく、近寄ったり止まったりしても刺せなくする薬剤です。感覚器官に作用して、虫をまひ・混乱させることで血を吸う対象(人)がどこにいるか分からなくさせたり、肌に止まれなくしたりして、刺されるのを予防できるのです。