今回のテーマ やけど

今回の管理薬剤師

汐留シティセンター店 加藤 智子

やけどの応急処置

 やけどをしたときは、すぐに15~30分程度、流水で冷やし続けましょう。
 その後、皮膚が少し赤くなったり、少し腫れている程度であれば、自宅でケアしても構いません。
 しかし、水ぶくれやただれがある、やけどをした範囲が広い、やけどした部分に痛みがなく白くなっているといった場合は、病院で診察を受けてください。

市販薬の選び方

 軽いやけどであれば、抗生剤が入った軟膏がおすすめです。薬は、患部を清潔にしてから塗ってください。また、患部をガーゼなどで保護するときは、ガーゼと患部がくっついてしまうことがあります。傷口にくっつきにくい非固着性のガーゼを使用することで、スムーズに取り外すことができます。痛みがある場合には、鎮痛剤を服用しても構いません。
 やけどはあとが残ることもあるため、病院に行くべきか悩む場合は、きちんと診察してもらうようにしましょう。


ドルマイシン軟膏 6g / 12g 2種類の抗生物質で、傷ややけどの化膿性皮膚疾患、二次感染の予防や治療に有効。


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