時短も節約も環境保護につながる 本当の“エコ”を考えながら食器を洗おう

豪雨や猛暑など、地球環境に大きな変化が起きていると感じる人は多いはず。これからは一人ひとりが真剣に環境を考えた生活をすることも大切なのかもしれません。そこで、エコの本当の意味を理解して、環境を守る家事を実践してみましょう。

 多くの人々の間にかなり定着してきた「エコ」という言葉。毎日忙しく家事や育児、そして仕事をこなす人にとって、エコは“時短”や“節約”という方向にばかり考えが及びがちです。
 しかし、エコという言葉の本来の意味を改めて考えてみると、エコロジーを略した言葉で“生態学”を意味しています。そして、さまざまな言葉につけて、「環境を守る」というような意味によく使われているのです。
 もちろん、家事をするときに時短・節約をすれば自然環境をの保護につながることが多くあります。そこで、これからは時短・節約に加えて、環境にやさしいアイテムをプラスして、本当のエコをめざしてみませんか。

エコができる食器洗い方法

 食器を洗う際のエコとしてまず考えられるのが、使う水の量を少なくすることです。
 蛇口から水を出しっぱなしにしているとき、どのくらいの量が出ているかというと……5分=約60L!
 2Lのペットボトルをたった5分で30本も流している計算になるわけですから、節約は必須です。
 そこで水量を減らすために心掛けたいことが次のような方法です。

POINT 1 汚れ
■食器を洗う前に、お皿についた汚れをヘラや不要な紙などでとっておく
■食事を終えた後、汚れがこびりつかないよう、なるべく早めに食器を水につけておく
POINT 2 油汚れ
■油汚れは、お米のとぎ汁につけておく
■油汚れがついた食器は最後に洗う
POINT 3 すすぎ
■まとめてすすぐ
■すすぐときには、たらいに食器を入れ、その上で洗う

環境にも肌にもやさしい食器洗剤 洗剤にもいろいろな種類がありますが、植物由来の原料を使って徹底的に環境保護を考えたアイテムが増えています。こういったアイテムは、手肌にやさしいことも特長。時短・節約しながら、地球にもっとやさしい家事を考える人におすすめです。

ミセスマイヤーズ クリーンデイ 各種 リン酸塩などを含まず、動物実験も行っていない地球にやさしい洗剤。また、エッセンシャルオイル配合で豊かな香りを楽しみながら、高い洗浄力もキープ。

ヤシノミ洗剤 スパウト詰替 手肌と地球にやさしいヤシの実由来の植物性洗浄成分を使用。1971年の誕生以来、変わらないコンセプトや品質・製法であることも信頼の証。無香料・無着色。

エコベール 食器用洗剤 各種 再生可能な植物由来原料とミネラル原料を使っているだけでなく、ボトルも生分解できる成分を使用した地球にやさしい洗剤。洗い上がりや香りも◎です。