コラム編 “体内のお掃除”

病気ではないのに体調がいまいち優れない……。
もしかしたら体内に害をもたらすものや老廃物がたまっているせい?
体内のお掃除でスッキリさせ、同時に美しい肌や髪も手に入れましょう!
今回の管理栄養士


Coconeri店 忽滑谷 友美

私たちは、体にとって本来必要のないものもたくさんとり入れてしまっています。そこで、不要なものを出すための知恵をしっかり身につけておきましょう。

管理栄養士配属店舗では、毎月、旬の食材を使ったレシピを店頭で配布しています。くわしくは各店舗のスタッフまでお問い合わせください。

不要なものを排出

 美容や健康の意識が高い人なら、〝体内のお掃除〟を気にしたこともあるでしょう。
 そもそも、私たちは食事や呼吸によって、知らず知らずのうちに有害なミネラルや食品添加物、ダイオキシンなど体に害のあるものを体内にとり込んでしまっていることがあります。またどんなに有害なものをとり入れない生活を心掛けても、人が食べ物から栄養を作り出す際に生み出される残りかすのような老廃物は体内に蓄積されてしまいます。
 その老廃物は、リンパを通って体外へ排出されます。しかしリンパが滞り、老廃物が体外へ排出しにくくなると、むくみや冷え、シワやたるみ、免疫力の低下によるさまざまな不調などを感じるようになるのです。
 そのため、これら有害なものや老廃物をスムーズに体の外に出して、体内をきれいにすることは、健康な体と美しい肌や髪を取り戻すために大切なのです。
 体内をお掃除する方法には、食事法や運動法、入浴法などがあります。ここでは食事法の知識として欠かせない栄養素についてご紹介します。

お掃除に必要な三大栄養素

 体内に蓄積された有害なものや老廃物が排出されるのは、便からが75%、尿からが20%、汗などその他からが5%といわれています。つまり、お通じを良くすることが、高いお掃除効果を得る近道と考えられます。お通じを良くするために欠かせないのが、食物繊維。食物繊維は腸内の悪玉菌が増えるのを防ぎ、不要なものを絡め取ってくれます。茹でたり炒めたり加熱調理することで膨張し、腸を刺激して排便を促すため、便秘の改善にも効果的です。
 またカリウムは、ナトリウムの排出を促し、余分な水分を外に出してくれる働きがあります。
 さらに亜鉛は、ミネラルとして性質の似たカドミウムや鉛を体内に留まりにくくする効果があります。
 体内をきれいにするためには、お掃除に必要なこれらの栄養素をしっかりとり入れ、余計なものを出す力をつけることがポイントです。